知らない人はいない?ミュージカル・・・ライオン・キング
パフォーミング・アーツ、特にミュージカルでは"幕開き三分"はとりわけ重要だ。その意味でも、《ライオン・キング》の始まりは圧巻の極みだ。
呪術師役の叫びで幕が上がると、そこには、今までの舞台では観たこともないような、地球カラー的色彩の鮮烈な朝焼けに照らされた、偉大なる大地がある。
突如、観客席の通路に等身大に近い動物達が次々現れる。竹馬のような格好で一人の俳優が演じるキリン、四人によって動かされるゾウ、女優による優美なチータ。
高みにある小さな旗を振るように、チョウや鳥が飛翔する。