金融と資本主義 8

このような新しい金融手続きの最盛期においては、将来もっとも長期にわたって求められる手続きを今から見分けるのは困難でしょう。


というのも、今日の成功が長期にわたって続くかどうかはさだかでないからです。


とりわけ、さまざまな付随する技術をともなった株式公開買付の今後の道程が、すくなくとも現在の形態のまま長続きするかどうかはさだかではありません。


OPAの現在の形態こそ、OPAの最近の成功を根拠づけてくれたはずのものなのですが。


OPAは、遊休中の企業を蘇生させるのに適した取引として、また資源の最適管理にとって都合のよい取引として提示されました。


しかし、それは投機的な購買動機にたちまち染め上げられる特殊な活動をただちに引き起こしました。


それはまさしく為替市場や金利の場合と同様です。


実質的な企業買収に必要な信用の組織的な公開(LBO)によって、色々な展開が可能となったのです。


周知のように、このような事態が生じたのは、とりわけ米国です。


米国はこの技術の発祥の地であり、この技術の使用方法とそのイデオロギー的なプロパガンダを備えていました。


新しい金融資本家たちは、投機的利得のえさに引かれて、信頼性の低い債券形態で5000億ドル以上もの借金をしました。

« 金融と資本主義 7 | メイン | リサイクル型分別収集について »

About

ひとつ前の投稿は「金融と資本主義 7」です。

次の投稿は「リサイクル型分別収集について」です。

他にも多くのエントリがあります。メインページアーカイブページも見てください。

管理人のお気に入り